禁煙リーフレットにはない自律神経失調症との関係

禁煙リーフレットを見ると、色々な禁煙方法が掲載されていて、これから禁煙をするにあたって必要な情報が網羅されています。しかし、あくまで禁煙リーフレットに関しては、一般的な情報であり、細かい情報まではなかなか知ることはできないことがあります。例えば、禁煙をしているときは、自律神経失調症のような状態になっている可能性があるという情報は、リーフレットには掲載されていません。なぜ、自律神経と禁煙が関係してくるのかというと、まず、禁煙をしてから、2日、3日くらい経過すると、喫煙欲求がかなり高くなってきますが、これはニコチンを摂取したいという脳が指令を出すことによって生じます。このような仕組みができてしまうと毎日ニコチンを摂取し続けなくてはいられない状態になります。もし、ニコチンを摂取しなければ、不快感を感じるようになり、脳の神経伝達物質が途絶えるので、場合によっては無気力感や無関心、うつ状態に陥ることがあります。このような状態は自律神経と深く関係性があり、実際、自律神経失調症に似たような状態です。自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが悪くなることにより起こりますが、主な症状としては、めまい、発汗、頭痛、高血圧、情緒不安定、などの症状が挙げられます。副交感神経が普通であれば、リラックスした状態をつくることができますが、ニコチンにより副交感神経を優位にしていると、ニコチンが途絶えると副交感神経が働かなくなる恐れがあります。喫煙をせずにニコチンを摂取しないと副交感神経が働かないような状態になり、禁煙をしている間はリラックスすることができなくなってしまうということになります。ですから、これから喫煙習慣を断って生活をしていくのであれば、ニコチン摂取の欲求をどう抑えるかだけではなく、自分の自律神経をいかにコントロールしていくかという言ことが重要になってきます。